３０代って社会に出てから数年が経つわけですけれど、その間の収入でどのくらい貯蓄ができているのか、非常に興味がありますよね。しかし、結婚したり、子供が誕生したり、マイホームを購入したりなど、人生における大きな出費があるのもこの時期です。独身の頃に蓄えた貯蓄が、あっという間に消えて、住宅ローンなどで逆に借金を背負ってしまったって人もいるでしょう。平均貯蓄額っていっても、独身の人、一人暮らしの人、結婚している人、子供のいる人、住宅ローンを抱えている人で違ってくると思います。なかなか比較しにくい世代であると言えるでしょう。実際に３０代独身であれば、貯蓄額は男性が約５００万円、女性は約４４０万円くらいのようです。独身の４０代になると、女性が男性を逆転する傾向にあります。１０００万円を超える貯蓄を持つ女性が増えるのです。貯蓄に関してはやはり女性の方が堅実なのでしょう。独身の頃は何かと貯金しやすいでしょうが、結婚して子供が出来ると、教育資金が必要となってきます。貯金する金額も少なくなってくるでしょう。そして、マイホームを購入して住宅ローンを抱えるとなると、貯蓄はあっても負債額の方が大きくなってきます。単純に貯蓄額を比較するということは難しくなるようです。３０代での出費を考えて２０代の頃に出来るだけ貯蓄をしていくことが、望ましいと言えそうです。